シェフの昔話(1)
子供の頃ちょっと受け狙いもあり夢は帝国ホテルの料理長と言ってましたが、中学生の頃には、母親と一緒に夕食を作っており、それはそれで楽しい事でした。
この業界に入り約30年いろんな事がありましたが、どうにか無事にやって来れたのは今でも料理を作る事が好き。ただこれだけです。
美味しいソースが出来上がると嬉しくてたまりません。
でも其れなりに転機みたいなものはありました。
その第1が大阪ターミナルホテルへの入社と、その1年後のフレンチレストラン”ムアー”への社内異動でした。 そのころのムアーというのはとにかく暇でした。
それまでいたセクションは150席あるホテルのメインダイニングでとにかく忙しい。そこでアシスタントシェフという立場で20人くらいのコックさんと毎日が戦争の様で、それがシェフを入れて7人30席と言う可愛い場所に異動。社命とはいえ内心では俺は役に立たんのかと思っておりましたが異動してみると、カルチャーショック!それまでも 自分で美味しい物は作っているつもりでしたが、そこで求められるのはシェフの味であり、イメージの具体化です。
毎日もがき苦しんでおりました。そのシェフと云うのが現在神戸ベイシェラトンホテル総料理長の里道料理長です。
よーしこのおっさんの役に立ったる!
と思ったものです。
P.S.今まで他人に話した事の無い事をこんな形で書くのは恥ずかしいです。
