ラ・メールも丸々4年
この9月が終われば、ラ・メールも丸々4年経ってしまいます。
よくぞ4年持ったものだと思う反面、まだ4年かと云うのも正直な感想です。
振り返るには4年と云うのは余りにも短すぎますが、まさにローリングストーン、止め様もない転がる石でした。
石は下にしか転がりませんが、少しでも上に向かおうと悪あがきの連続です。
同じ転がる石でも「転石苔むさず」の諺のように苔とは云いませんが、自分の中の惰性と云うかカラや傲慢さみたいなものを削ぎ落とし、これからのラ・メールの課題やテーマみたいな物を考えもっとラ・メールしていこうと思っています。
ラ・メールはやっぱり料理です。
自分では美味しい物を作っている積りでした。
それなりにお客様にも満足して頂いているものと考えていましたが、僕の中でひょっとしたら、美味しいやろ!になっていたかも知れません。
この7月位からフランス産のウサギやカエルのモモ肉・仔鳩等を黒板メニューに出しました。
ウサギなんてオーダーが通るとは夢にも思いませんでしたが意外なほど売れました。僕の中で加古川でウサギや鳩なんか、絶対でーへんやろと、妙な先入観が有ったように思います。
加古川をバカにしていた訳ではないのですが、おかしな限界を作っていたのかもしれません。
今、評判の良い物だけを提供して行くのは楽ですけど、僕は、楽をする為に店を開けた訳ではないし(儲けて楽はしたいけれど)仕事で楽はしたくありません。
これからも、新しい素材・素敵な盛付けそして素直な美味しさを目指してガンバリマス。
